温泉ソムリエになりました。

久々のブログ更新です。これほど更新しないのもホント筆不精というか、ネット無精いやキーボード無精でしょうか?まあどっちでもいいですが、定期的に見ていただいている方には大変失礼な話ですよね。以前、ある人に「遺言のようなものだ」と言われてしまい…

スマートフォンを買いました。

今話題のあれです。 使ってみて思ったのですが、あれは携帯電話というより携帯パソコンに電話機能が付いた・・というものなんですね。(息子にそう言われました) タッチパネルも慣れなく、一つのメールを打つのにこれまで数秒だったものが数分かかっていま…

今年もやりました恒例の五千本突き

昨日1月9日は私の所属する空手道場の毎年恒例鏡開きの日でした。 この日はたくさんの道場生が本部道場に集まり、西田師範はじめ指導員の先輩方、そして我々黒帯道場生の号令のもと、正拳突き五千本を行う日です。所要時間1時間とちょっと。 私もおかげさま…

新年あけましておめでとうございます

例によって久しぶりのブログ更新です。まずは昨年を振り返って・・・昨年はおかげさまでいくつかの施設を手がけさせていただきました。 以下主な内容です(敬称略) ・有馬温泉太閤の湯そして有馬ビューホテル・・・ 例によって、目玉アイテムのテーマとして…

イヨッ 六代目

宮城県の奥深い山奥に「峩々温泉」という明治9年から代々続く大変すばらしい秘湯があります。都会の喧騒を忘れ、時をも忘れてのんびりしたいという方、絶対お勧めの宿です。アクア・プランニングでは特別室の新設や温浴棟新設、露天風呂や受付棟の改築などを…

暑かった今年の夏

やっと涼しい日が戻ってきましたが、それにしても今年の夏はほんとに暑かったです。個人的には暑いのが好きなので、夏が長くてそれはそれで楽しかったんですが、これだけ続くとさすがに秋が恋しくなります。以前、沖縄に温浴施設を造る計画があってリサーチ…

ほったらかし温泉に行きたい!

休みの日はそのほとんどがまずは波乗りを中心に考えているので、今度の休みはどこへ行こうか?と事前に計画をしないのが悪い癖です。そんなだからいつも突然「そうだ京都へ行こう!」という調子で(さすがに京都行きは当日には決めませんが)当日になって私…

温浴施設の立地について

先日、家の近くに最近出来たスーパー銭湯に行ってきました。事前に案内図をみると幹線道路から結構奥まったところにあったんですが「これなら大丈夫、どうせ近くに行ったら看板くらいあるだろう」と思い、ナビにも頼らず車で出かけたんですがこれが甘かった…

多以良泉己(たいらみずき)くんの話

ご存じの方は多いと思いますが今話題の「天使のパン」を作っている人です。 実は、奥さんの宇佐美総子さんは私が所属する空手道場の主催する全国大会でいつも大会アナウンスンスをしていただいている方で、数年前から友人としてお付き合いをさせていただいて…

私も執筆参加している温浴施設再生に関する資料についてご案内です。

この度、綜合ユニコムさんから「温浴施設の再生計画実務資料集」という書籍が出版されます。その中で、「再生を成功させるためのリニューアル計画」として、私が数ページ執筆をさせていただきました。温浴施設の設計に携わって約30年。その間新規開業はもも…

 リニューアルオープンのお知らせ

この度「有馬温泉太閤の湯」露天風呂ゾーンに、新しく岩盤浴が誕生しました。一般的な岩盤浴とは違い、基本的にはオープンタイプ(天井部分)のものです。 有馬にしかない金泉や銀泉を足湯として併設し、更に金泉の湯気や銀泉の蒸気、夏にはマイクロミスト化…

温浴施設のディズニーランド化?

これはその利用方法を表現した極論ですが・・・・この4月に弊社の設計及びデザイン監修の基、埼玉県滑川町にオープンした新しい温浴施設「なめがわ森林スパ 花明り」のことです。 簡単に言うと、ほとんどの温浴施設はお風呂ゾーンや飲食ゾーン、休憩室など…

 花和楽の湯2号店露天風呂について

以前にもお話しましたが現在アクア・プランニングは埼玉県にある「おがわ温泉花和楽の湯」の2号店建設を同県滑川町にて進めております。 そんな中、昨年12月31日の朝、ワイドショーにてその「花和楽の湯」が生放送で取り上げられたことをご存じの方はた…

 新年明けましておめでとうございます。

おかげさまでアクア・プランニングの昨年は、3月に「いさはや本野温泉 湯処なごみ」、4月には盛岡「盛南温泉 開運の湯」、そして年末12月25日には富山立山町にて「天然温泉 湯めごこち」がオープン致しました。どれも足かけ2年以上のプロジェクトで、無事オ…

 わが社の強み

先日、ある方とお話をした際「アクアさんの強みって何ですか?」って聞かれました。実は私なりにホームページなどでちゃんと訴求してたつもりだったんですがどうも分かりにくかったようです。そこで改めて簡単にお伝えしようと思います。 私自身温浴施設の設…

 「スカンジナビアモダン」って知ってますか?

これは以前一緒に仕事をさせていただいたデンマークのデザイナーペアシュメルシュア氏から教わった事です。いわゆる北欧デザイン全般のことを指して言うのですが、一言で言うと「機能を最優先に考え、余分な装飾を限りなく排除したデザイン」とでもいうので…

 もうすぐ富山に新しい温浴施設が誕生します。

富山県立山町に日帰り温泉「湯めごこち」がいよいよ今月(12月)25日にオープンいたします。建物はもちろんですが、何といっても自慢は露天風呂や庭づくりです。みなさん乞うご期待! 以下建設途中の写真です 正面から建物を望む 野趣あふれる露天風呂です …

花和楽の湯編 Part 2

さて、前回施設収容人員を増やすための工夫ということで露天風呂の話をしましたが、今度は内湯ゾーンについてです。花和楽の湯の内湯には露天を眺めながら入る長方形の浴槽があるのですが、この浴槽の真ん中に「もたれかかる」ことのできる手すりを設置しま…

じつは今年の7月頃の話ですがうちの会社のビルの屋上に、当時恐らく生後2〜3か月くらいの猫ちゃんが捨てられていて、毎日おなかをすかして泣いておりました。そこで見かねてしばらく(2〜3日)ご飯をあげていたのですが、そんなことがいつまでも続くわけでは…

花和楽の湯編 Part-1

私の会社は「その場所だけのオンリーワンの施設づくり」をモットーとしているので、企画段階はもちろんその後の設計施工段階においても様々な苦労があります。この「設計うらばなし」では普段はあまり表には出ていないそんな様々なエピソードについて書いて…

かねてから計画しておりました、盛岡「盛南温泉 開運の湯」がいよいよオープンしました。 う〜ん、途中建築基準法の改正などもあり、大きく予定より遅れたのでこれまで3年ほどかかったかな?でもなんとかオープンいたしました。 この施設の大きな目玉は韓国…

温浴施設の設計手法

温浴施設には様々な法則や設計手法ががあります。 その一つが「1:2:3」の法則です。 これは一般的な温浴施設の場合の「平日・週末・特別日」の入場者数の比率を言います。 例えば年間25万人の集客がある施設の場合、平日は500人の入場者、週末は1000人…

夏は千人、冬は百人

これ、なんだか分かりますか? これは以前能登の方で計画した、ある温浴施設(すずの湯 http://www.suzu-beachhotel.jp/suzunoyu.html)の集客に関する課題です。 その施設の周辺には海水浴場をはじめキャンプ場、バンガロー、リゾートホテルなどがあり、夏…

平成18年より弊社が企画・設計・デザインの部分で携わって参りました、長崎県諫早市の温浴施設「いさはや本野温泉 湯処なごみ」がいよいよ3月9日オープンいたします。「湯処なごみ」は川に面した静かな田園風景の中にある落ち着いた和風の建物で、温泉は嬉野…

昨年は私にとって激動の一年でしたが、中でも一番のニュースは、空手を始めて8年・・・・50歳にしてやっと念願の黒帯をとる事ができたことです。 (写真は初めて黒帯をしめた日、先輩たちとのスナップです:真ん中が私です) 実は私の道場は黒帯にならないと…

 我が社が携わっている現場は、首都圏よりもむしろ地方の方が圧倒的に多いのが現状です。

現在も北は東北から(本当は北海道と言いたいところなんですが、残念ながら現在北海道内での計画に携わっていないんです)南は九州と文字通り全国を駆け回っております。 そんな私ですが時々「都会のやり方はここでは通用しないよ」という事を言われたりしま…

 洗い場の鏡編

皆さん、大変ご無沙汰しておりました。 いや〜ほんとにずいぶん更新をしなかったものだと自分でもつくづく思います。 今後はそんなことのないよう頑張りますので、よろしくお願い致します。 昨年一年どんな事があったかはまた改めて書かせていただきたいので…

●独り言1 現在東京ビッグサイトにて開催中の「健康博覧会」に行って気になったキーワード 1.「メタボリック関連商品」(私はかろうじてセーフ?) 2.「酸素」 吸引はもちろん、水に関することも多かった気が・・・ 3.「水素」 こちらは水素水。 ずい…

 吐水口について

お風呂の設計をする際、以外に頭をひねるのが「吐水口」の形状です。 浴槽の淵にドカッとあってお湯が出てくるあれです。 少し専門的な話になりますが、現在は保健所の指導によりあそこから出るお湯はいわゆる「補給水(湯)」といって「新しいお湯」しか出…

温浴施設にはその設計にあたりある特有の設計手法(法則)があります。 たとえば 脱衣ロッカーと下足ロッカーのバランスや、脱衣室におけるロッカー列間とその数に対する通路幅の取り方、洗面台の数やその配置、浴槽の配置や形状・深さの考え方、洗い場の面…