温浴施設にはその設計にあたりある特有の設計手法(法則)があります。


たとえば
脱衣ロッカーと下足ロッカーのバランスや、脱衣室におけるロッカー列間とその数に対する通路幅の取り方、洗面台の数やその配置、浴槽の配置や形状・深さの考え方、洗い場の面台の高さと椅子との関係、シャワーヘッドの取り付け位置、露天風呂における地域特性を考慮した浴槽配置の仕方、売上の上がる付帯施設の配置の仕方 etc.
われわれが何年もかけて蓄積したそういったノウハウが設計図の中には凝縮されているわけです。


また設計図書には表現しきれない内容を今度は「監理・監修」ということで現場で工事に反映させていきます。
(ここでいう「監理または監修」とはいわゆる建築士が行う設計監理とは違い、温浴施設設計特有の監理のことを言います)


さらに工事中はさまざな要因で図面とは違う設計や仕様を迫られることも多々あります。
そんなときは、まずは利用者の安全上の配慮を第一に考え、運営面、コスト面やメンテナンス上での問題など様々なことを瞬時に判断し対応していかなければなりません。
アクア・プランニングの言う温浴施設の設計コンサル」とはまさにこの部分を言うのであります。


これをご理解いただければ、設計図さえあれば監理はほかの設計士に任せるなど、誰でも出来るというものではないということがお分かりいただけると思います。
言わば、施設設計とその監理は車で言うタイヤのようなものですね、どれが欠けても車は走ることはできない。


特有の設計手法ってなんなのかはまた改めてお話しますネ・・・



岩盤浴・ストーンスパ・日帰り温泉スーパー銭湯健康ランド等、各種温浴施設の企画及び設計コンサルティングの専門会社
(有)アクア・プランニング  代表取締役 中村敏之
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