温浴施設の設計手法


温浴施設には様々な法則や設計手法ががあります。
その一つが「1:2:3」の法則です。


これは一般的な温浴施設の場合の「平日・週末・特別日」の入場者数の比率を言います。
例えば年間25万人の集客がある施設の場合、平日は500人の入場者、週末は1000人、盆や正月の特別日は1500人の入場者があるというものです。(概算です)この比率は日本中どこの地域に行っても、おおむね共通に見受けられる比率です。(もちろん例外もありますが、スーパー銭湯健康ランドなど一般的な温浴施設における比率です)

これが分かっていれば、施設規模や設備スペックはどの程度にすれば良いか?など設計をする際の判断基準にすることができます。また、売上が芳しくなくこの比率から大きく外れている施設の場合、どこかに問題があるのかもしれません。ちなみに、年間集客数から簡単にこの平日・週末・特別日の集客人数を出す方法があります。

これは年間25万人の集客施設の場合、まずは25を2倍し、そこに0を一つつける=500
これが平日の人数です。あとは先の比率に従って、週末を2倍(1000人)、特別日を3倍(1500人)すれば簡単に出るわけです。もちろんその逆の考え方もあります。

例:平日の利用者数500人施設の年間集客数は まずは500から0をとる=50
50÷2=25 
これに1万人をかける=25万人 と言う具合に・・・
但し、あくまでも大まかな数字を知る上での方法ですのであしからず・・・・



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