温泉ソムリエになりました。

久々のブログ更新です。

これほど更新しないのもホント筆不精というか、ネット無精いやキーボード無精でしょうか?まあどっちでもいいですが、定期的に見ていただいている方には大変失礼な話ですよね。以前、ある人に「遺言のようなものだ」と言われてしまいました。こんなことですからツイッターなんてとんでもないですね。

前置きはさておき、最近「温泉ソムリエマスター」というものになりました。これは温泉ソムリエ協会の主催する「温泉ソムリエセミナー」に参加することで「温泉ソムリエ」になれるのですが、そのもう一つ進んだ「成分分析書ソムリエ」もしくは「一つ星温泉ソムリエ」という称号です。

仕事上温泉に関してはその分析表を見ることも多くあるんですが、これまではなんとなく「塩分が強いな、アルカリ性だから美肌効果があるな」程度は理解していたのですが、やはりソムリエというだけあって、もっともっと深いところを理解することができました。
今後はこの温泉ソムリエマスターの称号を生かし、すでにご存じの方も多いでしょうが温泉とはどんなものか?どういう入り方をしたらよいか?などをできるだけわかりやすくご紹介していきたいと思います。

まずは手始めに「温泉」とは一体何か?
これは温度が25度以上もしくは、溶存物質の総量、リチウムイオン、水素イオンなどの19ある成分のうち1つ以上が規定値に達しているものを言います。
つまり成分が規定値以下でも温度が25度以上あれば温泉、反対に温度が25度以下でも成分が規定値に達していればこれも温泉というわけです。
また、温泉には「泉質名のつかない温泉」と「泉質名のつく温泉」とがあり、それぞれ「単純温泉」と「療養泉」というように区別されています。

単純温泉」⇒温度が25度以上ありながら、成分は規定値に達していないもの。
「療養泉」⇒温度が25度以上もしくは、含有成分に関する「8つの特定の条件」のうち1つ以上規定値に達しているもの。(塩化物泉、炭酸水素泉、硫酸塩泉などと言われます)

このように説明すると「単純温泉」より「療養泉」の方がなんとなくいい温泉というような気がしますが、実はそうではありません。
これは温泉ソムリエ家元の遠間先生がよくセミナーで「10粒飲めば効く薬を8粒まで飲んだ場合と同じです」と例えてお話ししていただけますが、規定値にわずかに達しなかったばかりに泉質名のつかない「単純温泉」と言われてますが、じつはその成分は素晴らしい成分であったりする温泉は多々あります。
それを見抜くのも温泉ソムリエでもあるわけです・・・・

ちなみに海の水は溶存物質(1000mg/kg以上必要)からいうと34000〜35000mg/kgあるんですが、温泉といえるのでしょうか?
その答えは「NO」です。なぜなら温泉とは上記以外にもう一つ「地中から湧出する温水、鉱水および水蒸気その他ガス」でなくてはならないからです。
この続きはまた今度

温泉ソムリエ協会URL
http://www.onsen-s.com/


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