私が住んでいるマンションの外階段についている照明の話ですが、色が白色であったり電球色であったりと、照明の色がまばらで夜間帰宅するたびにとても残念な気分になります。
これは始めは恐らく電球色の球の入った照明がつけられていたのですが、球切れ交換の際白色の球に変わっていて、その結果、今外から見ると白い照明とぬくもりのある電球色が混ざり合ってそうなっているんですね。


私はよく照明器具の色温度(単位はケルビンで、その値が低くなるほどオレンジ色に近くなります)についてお話をさせてもらうんですが、電球の色について日本人ってあんまり気にならないのかと思ってしまうほど無頓着な人が多いと感じます。
たしかに電球色にすると白色より照度は落ちますので暗くて嫌だという人もいるかもしれませんが。
でも電球の色って使い方や場所によっては絶対心が落ち着くと思います。


特に温浴施設なんかでは基本的には電球色を使ってもらいたいと思います。
なぜなら、裸になる脱衣室や、浴室、食事をするレストラン、休憩室などそのほとんどが安らぎの必要な場所ばかりだからです。
以前に、「クロスの張替えなどはお金がかかるので、既存の照明を電球色に取り替えただけなんです」というお客様が「それだけで館内の雰囲気が変わった」と喜んでおられるのを聞いたことがあります。


うちのマンションですが、私のフロアの照明が切れてもし白色の球が付いたら自腹を切ってでも電球色の球にしたいと思ってます。(その管理会社がこれを読んでいていくれるといいんだがなぁ・・・ありえないっすよね)