温浴施設視察３日目

今日からやっと本格的に、バーデンバーデン内の施設を見ることができました。
今日訪れたのは、「フリードリヒバード」「カラカラ・テルメ」の２カ所です。

「フリードリヒバード」は１８７７年からある、ルネッサンス様式の浴場です。
中にはいると、それぞれ温度の違う浴槽や、蒸気サウナがあり、途中のシャワーやマッサージを含め全部で１６のアイテムを次のようなそれぞれ決められた時間で利用していきます。

１．シャワーを５分
２．５４度の蒸気サウナを１５分
３．６８度の蒸気サウナを５分
蒸気といってもいわゆるスチームサウナのようにたくさんの蒸気が出ているわけではありません。
蒸気を使って床を暖め、それで部屋全体が熱くなる。そんな部屋でした。
４．シャワー
５．マッサージ
　　石鹸をつけて、かなりマッチョなおじさんが思いっきり身体を洗ってくれました。
　　かなり痛かったです・・・
６．シャワー
７．４５度の蒸気サウナを１５分（たしかそうでした）
８．４８度のアロマ蒸気サウナを１０分（この時間もたしか・・・です）
９．３６度の深い浴槽で、１５分
１０．３４度の浅い浴槽で１５分（ここから次のステップまで男女混浴になります。もちろん裸です）
１１．２８度の大きな深い浴槽で１５分（ここがよく写真で見かけるローマ風呂です）
１２．シャワー３分
１３．１８度の水風呂
１４．シャワー
１５．体を拭き、各種クリームなどを付けます。
１６．休憩コーナーで休憩
というように、すべてが細かく時間指定してあります。

我々の感想は、熱いお風呂がなかったことや、同じく熱いサウナがなかったことでちょっと物足りないというのが正直な感想です。
今日が平日だからかも知れませんが、どちらかというとお年寄りが多かったです。
地下にはローマ時代の浴室が残っているそうなので見学できると良かったのですが。

次に「カラカラテルメ」
これはバーデンバーデンといったら「カラカラテルメ」というくらいみなさんよ〜く写真などでご存じかと思います。
ここは一言で言うと、温泉プールにたくさんのサウナがくっついた施設といった感じでしょうか。
そのサウナは何種類もありました。
いわゆる湿度を自動的に調整する「ロウリュウサウナ」、アロマが入った水をストーブの上で温め香りを出す「アロマサウナ」そして「ハーブサウナ」、ログハウスでできた「薪ストーブサウナ」、同じく暖まった石にツクバイのように自動的に水をかけて「ロウリュウ」を作る「ロウリュウサウナ」、その他スチームサウナなどたくさんの種類が集まってます。
これでサウナのまわりの部屋が床暖房されていれば、さながらドイツ版「チムジルバン」というところです。
また、この施設もサウナゾーンだけは混浴で、男女裸です。
こういった混浴というのは、へんに恥ずかしがっているとかえっておかしなもので堂々としていればすぐに慣れてしまうものだというのが分かりました。

明日は、又列車で約３時間かけて移動します。
目的地は「デュッセルドルフ」。
そこで「INTERBAD 2006」（２年に一度の温浴設備関連の展示会）を見学し、その後は「ヴィースバーデン」です。

岩盤浴・ストーンスパ・日帰り温泉・スーパー銭湯・健康ランド等、各種温浴施設の企画・設計専門会社
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