第2弾がでてましたねぇ
裏を返せば岩盤浴がそれだけ「大人気」で「ブーム」であるということでしょうね。
今回の記事は、よく読むと街中にある単独の岩盤浴店舗の事を言っているようです。
私自身、個室岩盤浴なるものが「そんなにあるんだ」と改めて勉強になりました。
今回のような記事は、ほとんどの岩盤浴がこうなんだとも思われがちですが、決してそうではないことは、以前このブログでもお書きしました。
まあ、真似事だけの施設なんかはどんどん淘汰されてくれればいいと思います。


専門的な話ですが、現在岩盤浴は保健所から「公衆浴場」とみなされ、既存の建物に新規出店する際、建築基準法的にその部分の「用途変更」が必要になるケースが多くなっています。
そうなると、既存建物が「現行法令に適しているか?」という建築審査があり、適していない箇所を「基準どおりにする」という工事が発生します。
これは古い建物ほど遡及箇所が多くなり、当然そのための工事費が発生します。
場合によっては、岩盤浴の工事金額を上回るなんてことが起きることもあります。


そんなわけで、これからはこれまでのようにどんな建物でも簡単に出店できるという訳には行かなくなり、また今回の騒動でおそらく様々な規制も出てくる可能性がありますので、今後はこれまでのように設計や工事に専門知識を持たない誰もが簡単に岩盤浴を造ることは難しくなって行くと思います。




岩盤浴・ストーンスパ・日帰り温泉スーパー銭湯健康ランド等、各種温浴施設の企画・設計専門会社
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