一体何のことか分かりますか?
これは、われわれ船井総研温浴チームの「入泉料と年間集客数の考え方」を、分かりやすく私なりに表現した、画期的?なものです。
(一応本人はマジです)

一本の羊羹を(仮に15センチとしましょう)、これを厚さ1センチで切ると、羊羹は15個に別れます。
これを、厚さ5ミリで切ると、答えはその倍の30個ですよね。

一本の羊羹は「年間入浴料想定売上高」(これはシェア理論によってある程度予測できます)それを切る「厚さ」は、実際の「入浴料」と置き換えてください。そうすれば入浴料によって同じ場所(施設)でも年間の入場者数が変わることがお分かりいただけるかと思います。しかし全体の売り上げはどっちも同じなのです。

これを実際はどう使い分けるかというと。
例えば施設の大きさ(ロッカー数)に対して駐車場が狭い(少ない)場合。
施設規模やグレードが、一度にたくさんの人を収容する内容のものではない場合。
近隣の施設とあえて差別化を図る場合。
などです。

また、これはあくまでも私の主観ですが、入浴料が高いほど付帯収入も高くなり、逆に入浴料が安いほどそれは低くなります。
入浴料の安いところへは、「さっと銭湯にでも行って、さっぱりしようか」という感覚、逆に高いところへは「ゆっくりお風呂でもに入りに行こうか」または「温泉でも行ってのんびりしようか」という意識で利用するからだと思います。

これからはどっちのタイプが増えると思います?
(今回はまじめな話でした)