本日8月13日は、我道場主催の「カルビージュニア空手道選手権大会」でした。
例によって私は大会役員として運営のお手伝いをさせて頂きました。
お蔭様で大会は盛況のうち大きな事故も無く無事終了することが出来ました。

私は、こういった大会に自ら進んで運営のお手伝いをさせていただいてますが、その理由のひとつは元気な人が集まる場所には元気な「氣」があるからです。
(この「氣」を「気」と書かないのは、中にある「米」という文字が八方から「氣」が集まるという意味があるからだそうです)


この「氣」の話を本格的にすると長くなりますが、簡単に言えば、全ての人はこの「氣」を持っていて、常に自然界の中から体内に取り入れているいるという事です。
そしてこの「氣」が弱くなり「病」にかかる事を「病気」と言い、「氣」がなくなると文字通り「元気」がなくなると言い、気をつけてみると非常にたくさんの「氣」(気)を使った言葉が我々の周りにはあります。
やる「気」を出す・「気」合いを入れる・「気」が入っていないなど・・・

「氣」がなくなったとき、あるいは弱くなったときは補充すればよいわけで、減った分だけ自然にも補充されますが「禅」を組んだりもします。(後にも書きますがこれは岩盤浴にも応用できます)
又、この「氣」は高いところから低いところへ流れて行くといわれています。
これは、たくさん「氣」を持っている人は、「氣」の少ない人に吸い取られてしまうということです。
しかし元気な人はすぐに自然に「氣」を補充できるそうです。
また、なかでもとりわけたくさんの「氣」を持っているのが「子供」だそうです。

病院に行くと、なんとなく元気な人でも元気が無くなって帰って来るというのは、元気(高い)の「氣」が、弱くなった患者さんの(低い)「氣」へ流れてしまうからと聞きました。
逆に、老人ホームなどに子供が慰問に行くと、お年寄りが元気になるというのは、子供からたくさんの「氣」をもらうからなのだと・・・


落ち込んときなど空手の道場に行くと、稽古の前と後では自分の中の「氣」持ちが変わるのが判ります。
道場生みんなが、たくさんの良い「氣」を持って集まってくるので、自分自身そういう「氣」を自然に吸収しているからだと思います。

大会に携わっているときも同じで、集まってくる選手たちはそれぞれが非常に強い「氣」を持って参加してきますので、その中にいるだけで自然に元気になれます。
特にそれがジュニアの大会となると、もっと元気な「氣」が集まるのでなおさらという訳です。


岩盤浴を利用する際、ほとんどの人が横になってゆっくりしていると思いまが、
このとき、ゆっくり鼻から吸って、少し「おなか」(武道用語では「丹田」と言ってます)に息をためた後、はくときよりも長い時間でゆっくりはいてみてください。
そして息を吸うときは、自然界の良い「氣」が「おでこ」から入って体中をめぐって「おなか」にたまるイメージ。
反対に息を吐くときは、体の中の悪い「氣」を外に出すイメージ。


そんなイメージで利用して見てください。
心身ともにリラックスでき、きっとこれまでとは違った岩盤浴の良さを体験できると思います。