上海温浴施設視察1

先週まで上海に行って参りました。
目的は、上海における温浴施設の視察です。
訪れた施設は、一般の人が利用する公衆浴場からいわゆる高所得層が利用する高級サウナまで様々な施設を見て回りました。
お国が違えばそのお風呂習慣も違うのが当然で、一番驚いたのはどの施設も入り口に入るとスリッパ(ゴム製のいわゆるサンダルと言うもの)に履き替え、そのままそれを浴室の中までも履いているということでした。
浴槽に入る前にスリッパを脱ぎ、浴槽から出たら又スリッパを履く。
ここ数年前にでき、いまや上海を代表する日式サウナ(日本の健康ランドを真似て作ったと言う施設)「小南国海之源」でもやはり同じで、この施設の場合は浴室以外はパイル地の使い捨てスリッパを使用していました。
これで気づいたことは、お客様がスリッパを利用することで浴室内のスリップ事故がなくなること、そして浴室を含め床材を選定するのに、その選択肢が非常に多くなると言うことです。

これ以外では、洗い場としてのブースに、立ちシャワーが多いということ。
これは日本の施設では主に「上がり湯シャワー」として利用されるブースのことをと言いますが、上海ではここで洗体をしている人が非常に多かったです。
立ちシャワー、座って洗うシャワーとの比率はほぼ半々と言ったところです。
これは洗い場の回転率を考えると大変効率がいいのではと思いました。
日本の施設でも是非取り入れてみようと・・・
その他、まだまだ面白いことや新しい発見はたくさんありますが、この続きはまた改めて・・・