温浴業における新業態とは・・・
先日「温浴業〜新業態大公開セミナー」に参加した。
その中でとても印象に残ったのが「今は小さくした方がもうかる時代」という言葉だ。
温浴施設でいえば200坪〜300坪規模のことで、キーワードは「地元密着型」。

温浴業界は大きいもので1500~2000坪超クラスの健康ランドから大ブームが始まり、400~600坪クラスのスーパー銭湯(中には1000坪近いものもある)そして日帰り温泉と、様々な形態に進化を遂げてきたと言っても過言ではない、そんな中での新業態。

改めて業界を見れば、1500坪クラスの健康ランドの一部(200坪程度)のみを営業面積としてリニューアルし成功しているところや、200坪ほどの店舗を一度に3店舗オープンしたMの湯さんなど、確かに小さい施設の開業と成功を最近では耳にするようになった。

実はアクア・プランニングでも数年前に旅館に併設された日帰り温泉という事で、110坪ほどの施設を手掛けたことがある。
他にも今年4月にオープンした施設では、機械室含め約160坪という面積で、しかもその中には飲食ゾーンや岩盤浴、マッサージ、休憩ゾーンも備えている。(源泉湯の庵:3月24日ブログ)
温浴施設は小さく作っても大きく作っても最低限必要な設備があるため、小さくなればなるほど坪単価は膨らむ。
しかしそれでも数億かけるよりはリスクは少なく、何より初期投資が少ない分回収も早いのがありがたいといえる。

「地元密着」と言えば、最近弊社では「お茶の間銭湯」をキーワードにリニューアルを行った。(清児の湯:4月12日ブログ)
風呂屋さんで働くスタッフを集めた「OFR48」活動や、「新業態温浴施設」・・・
これらによりもっともっと業界が元気になってもらいたいと願っている。


有限会社 アクア・プランニング (温浴施設専門の企画・設計コンサル会社)
 http://www.aqua-planning.jp
日帰り温泉スーパー銭湯・都市型サウナ・健康ランド等、温浴施設の企画から設計コンサル・リニュアルや内装設計まで
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