テレビドラマに見るコミュニティ型温浴施設づくりのヒント

最近テレビドラマにはまっている。
その中でもフジテレビの「最後から2番目の恋」はうちの近所である鎌倉が舞台ということもあって(といっても車で20〜30分はかかるが)とりわけ楽しみにしている番組のひとつだ。

先日もいつも通り何気なく見ていたら、主人公たちが暮らす家の茶の間の雰囲気をみて思わず「これだ!」と声をあげそうになった。
実はこの茶の間、配置してある椅子やテーブルが、色や形がばらばらで一見ごちゃまぜのような気がする。
が、よーく見ると色使い、素材、形、すべてがきちんとコーディネートされていたのだ。

一般的に温浴施設に限らず待合ホールに置かれる椅子やテーブルは、恐らくデザインが統一された物が多いのではないか?
(もちろんそれ自体は悪いことではない)
だがそれではそのデザインが気に入らない人にとっては居心地の悪い空間になってしまう。
ある人はソファが好きだったり、またある人は畳であったり、おしゃれなカフェチェアであったりなど、人それぞれ自分の好きな椅子に座ることができる・・・それがまるで自分の家の茶の間にある家具と同じようなものであれば、もっとリラックスしてもらうえるのではないだろうか。

しかし、いろんな家具を気のままにただ置くだけでは全体がちぐはぐしたものになってしまう。
これを先のドラマのようにある一定の約束事に基づいてコーディネートしてあげれば全体がまとまり、お客様にリラックスしてもらえる空間となる。
「これこそがまさにコミュニティ型温浴施設に必要な「超日常」の空間づくりといえるのではないか!」そう感じた一瞬であった。

今度このドラマを見たら、そのあたりをよ〜く注意しながら見てもらいたい。
きっと「なるほど・・」と思えるはず。

ちなみに弊社では、現在一般的な小規模スーパー銭湯をコミュニティー温浴施設へ変えるべくリニューアル工事を進めています。
これらは完成しましたら改めてご案内します。


有限会社アクア・プランニング 中村敏之
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